ため込んでいた無力感が昨日ついにふくらみきって、爆発してちりぢりに散った。出さなきゃいけない課題が二つあったけれど、一つは遅れて提出して、一つは到頭出さなかった。高校生の頃、文学部進学を反対された時、「本とか文学をどうでもいいと、本質的に…

車の中で寝ていたら家の前についていた。ありがたい。いっとう先に帰った。少し残念だった。

バイトの昼休憩には近くのパン屋で二つパンを買って、公園のベンチに座って食べる。あまりに暑かったり寒かったり、あと雨が降った時なんかはコンビニでなにかしら見繕ってバイト先の食堂で食べる。しかし大体公園で食べる。食堂には社員さんもいて、知り合…

起きた。携帯を開いた。パンを焼いた。パンを食べた。PCを開いた。『王様の背中』を読んだ。『ダイヤモンドダスト』を読んだ。パスタをゆでた。ナスときゅうりを切った。そぼろとあえた。パスタにかけた。パスタを食べた。youtubeを見た。見過ぎた。顔を洗っ…

内田百閒著・谷中安規画『王様の背中』を読む。子どもが読んでも何が面白いのやら分からないだろうと思う話ばかりである。終わりに収録されている「お婆さんの引越し」なんか特に、これはですます調を改めたら、百閒学生時代の投稿写生文に似た気味があると…

課題の提出と論文の流し読みの他、特に何もできていないが、今日は何となく詩が近くまで来ている感覚があって、いろんな言葉遊びができたので一日中楽しかった。昨日深爪した親指がじんじん傷んで、これは何かに似ているなと思ったら、甘く煮た林檎だなと気…

www.nicovideo.jp 9:17～「淳子」 柴田聡子「インターネットひとりぼっち」岡山風公演で演奏されていた。ラミ子は柴田聡子の高3以来の友達で、踊ってみた界隈では結構有名人だったらしい、と最近知った。柴田聡子はラミ子に楽曲を提供したり、ライブで「キノ…

話を聞いていると、「潜水艦」とか「クジラ」とか、珍しいあだ名ばかりで笑ってしまった。彼女の昔の友人たちは、それもたかだか十歳そこらの子どもたちは、何を考えて彼女にそんなあだ名をつけたんだろう。からかうように聞いてみたら、彼女は少し口をとが…

ワンダーウォールの劇場版を見てきた。どうせ、吉田寮のロマンチックで劇的な部分を脚色して感傷的に描くような、歯の浮くような映画だろうと、あまり期待せずに行った。ロマンチックで劇的だった。でも、私が見てきた吉田寮そのものがあの映画には写ってい…

ちょっとグレてみようと考えている。先週金髪にしたのは全然そういう理由じゃなかったけど、都合がいいのでよしとする。21年それなりに真面目に生きてきたつもりだし、一回くらいグレてみてもいい気がする。 昨日の夜妹の部屋でメソメソ泣いてから自室で眠っ…

奈良に行く。絹糸みたいな雨の中で鹿の群れと柔い草の緑がうつくしかった。だけどよく見なくても足元は糞だらけだし、観光客はほとんどいなくて閑散としてるし、背骨がいたいたしいほど浮き出た雄鹿もいて、いいことばかりではなかった。22時ごろ京都に戻り…

髪を染めた

何でそんなことしてるの、って思う。何のために誰のために、一体どういう訳で。余計なお世話だと嫌な顔するかもしれなくて、そりゃ申し訳ないけど、つい聞いてしまう。羨ましくて。わからなければわからないほど、羨ましい。あなたの命の根源に触れた気がし…

今日までの四日間何をしていたかと言えば、朝から晩まで私立恵比寿中学のことばかり考えている。寝る前と起床直後にMVを見るし、料理の時も皿を洗ってる時も歯磨きの間もライブ映像を流しているし、移動中には一昨日つくったエビ中だけのプレイリストを聴い…

小さな男の子と、それより小さな赤ん坊が屋上の柵の側で遊んでいるのをこちら側の校舎から見ている。背後の青空には雲一つない。片方の子どもが内側に、片方が外側にいる。大変危なっかしいから走って向こうの校舎に向かうが、案の定間に合わなくて、どちら…

最近夜明け前に空腹で目が覚めて、一枚パンを食べて、もう一回寝て、8時に起きて、朝ドラを見ながらパンを食べて、また寝て、10時に起きて……という生活リズムが定着しつつある。今日もやっぱりそれだった。五枚切れの食パンが二日で消えた。明日また買いに行…

季節の始まりなら何でも好きだけど、こと夏となると、「好き」というだけじゃ足りないような、突然走り出したい衝動にも似た、エネルギーが腹の底からぐぐぐっと持ち上がって、四肢の隅々まで行き渡るような、そういう感覚がある。本格的に暑くなってくると…