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今日までの四日間何をしていたかと言えば、朝から晩まで私立恵比寿中学のことばかり考えている。寝る前と起床直後にMVを見るし、料理の時も皿を洗ってる時も歯磨きの間もライブ映像を流しているし、移動中には一昨日つくったエビ中だけのプレイリストを聴いている。別の事をやっている時も、ちょっと気をぬくといつの間にか「ラブリースマイリーベイビーのサビの振り付けを小林歌穂さんがやっているところを見たい」と考えてしまうし、今日の午前中のバイトだってパンドラの星名さんの声が聴きたくてやきもきして頭をかきむしる勢いだった。とかくPC作業というものは誘惑を制しがたい。さすがにバイト先では見なかった。

YouTube上の期間限定無料公開コンテンツがかなり豊富で(ドキュメンタリー映画×3+ライブ公演映像×2)、元々公開されている動画も多いので、時間さえあればいとも簡単にインスタントオタクになれてしまう。何だなあと思いながら、まんまとなってしまった。昨日の昼くらいまではひたすら楽しかったけれど、晩あたりから徐々につらくなってきた。メンバーが歌ったり踊ったりしているのを見ると、愛おしいのと、もっと早く出会えていればという気持ちで胸が苦しい。せめて小林歌穂ちゃんと中山莉子ちゃんのこの6年を目撃したかった。勉強をそっちのけにしている罪悪感ものっかって来るので、なおさら、なおさらである。あらゆる生活と感情がエビ中を中心に回っているここ数日である。

 けれども今日、暑いなかどうにか学校までたどり着いて、目当ての本を借りて、論文をコピーできたのは、紛れもなくエビ中が耳元で歌っていてくれたおかげである。アイドルって本当にすごい。末永く応援したい。