10/23

大学時代の同期の運転ででかい家具屋に連れてってもらった。かなり郊外にあって、出た時間も遅かったから、着いたのは夕方だった。初めの方は楽しく話せていたつもりだけど、日が落ちた頃から疲労が漂い、後部座席で唯一元気な私も言葉選びを間違え続け、空気がどんどん悪くなり、あげく昔の私のよくない態度を蒸し返されて、嫌だった。自分でも忘れかけていた嫌な私のことを覚えている人がいるのだ、そりゃそうだよなと思った。かれらと一緒にいる時、私は自分をひどく無力だと感じる、というか自分からそういう振る舞いをしてしまう面もある。これはいったいなんだ。

いったん相手の中に確立してしまった私の像と今の自分との間に乖離を感じて言葉に詰まる。しょうもない悪口を言ってまるで理解しあっているように振る舞う。そういうのが嫌なら私ももっとまっすぐに話せればいいのだが、話しているうちに何故かフォームを崩す。似たことが数ヶ月に一回あり、その度にうっすら落ち込むので、もうこの構図で遊ぶのはやめようと思った。楽しい瞬間が全くないわけじゃないし、かれらはちゃんと優しいが。私がかれらと違う生き物であるという当たり前のことをかれらに(自分に)向かって説明できるようになるまでは同じことの繰り返しだと思う。てかなんでいやごと言われとるワシが申し訳なく思わなあかんねん。あほか。あほくさ!

それにしても車は自分で運転できた方がいい。ペーパードライバー講習、一回7000円だって。高すぎる。