家に帰ってポストを見たら友達から封筒が届いていて、開けてみると友達の写真をトレカ仕様にしたものが3枚と、彼女が好きなアイドルが写ってる往年のプリクラ風シール。意味わかんなくて全部かわいい。この人の友達への愛情は惜しみなく丁寧で分け隔てないので、心底尊敬している。近いうちに返事を書いて出したい。
デスクワークでそんなに体力を使う仕事でもないが、いつもより1時間くらい長く会社にいたらどっと疲れて、帰宅早々床に寝転んでいる。飯を作る気力がなかったので、帰りに定食屋に寄って味噌カツを食べた。食べながら赤染晶子『乙女の密告』も読み終えた。一読では上手く飲み込めないテキストで、ただ歯切れのいい文体と「あほ」という語感の印象が強く残り、また今度アンネの日記を読もうと心に決めた。飯を食いながら本を読むのは、どちらにもあまり集中できなくて悪い癖かもしれないが、やめられない。
月曜の昼間にやろうと思っていた仕事を今日終わらせたので少し心に余裕がある。終わらせようと思ってそうしたのではなく、他の社員が全員帰ってからちょっと過集中みたいになり、手が離せなかったのだ。初めからあまり飛ばしすぎてもいけないと思いつつ、真面目な言葉づかいに引っ張られ、私まで真面目になった気分になって、ひたすら文字を大きくしたり斜めにしたりした。