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くさくさした気持ちで退社してそのままサイゼリヤに吸い込まれ、パルマ風生ハムと青豆の温サラダとライスと玉ねぎのズッパと白のグラスワインを一度に頼んで豪勢にやった。足りなくなって250mlのデカンタを追加注文したが、あれが200円だったことに今更怖くなっている。十二分に酔っ払って、『高慢と偏見』を読み進めていたのだが、ミスタ・コリンズのエリザベスに対するプロポーズの場面で、断られても断られても「それはあくまで慣習に則ってるのですね」とか言って全然話が通じないのが怖すぎて、ヒエー!と声が出たのでその勢いで帰った。今のところ、ダーシーよりウィリアムの方が胡散臭くて怪しいと思う。あと、メアリにやや肩入れしている。