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嫌だったことを嫌だったのだと伝えるために会いに行ったはずなのに、いざ顔を合わせてしまうとどうでもよくなって、しかも今日はとてもいい天気で、街路に植わった桜がほろほろと咲き始めていて、道を歩く人の顔も皆白くピカピカに光ってて、言葉も自然ふわふわと実体のないようなものしか浮かばなくて、そのまま別れ、結局こんな風にわだかまりを引きずりつづけるんだから本末転倒としか言いようがない。面倒だから、もういちいちこんな風に反省したり落ち込んだりするのは、しばらくやめることにする。いつか本当のことを打ち明けられたらいいと思う。

今朝、成績が(ようやく!)掲示されていた。8時30分から公開される予定が、33分、34分になっても見られなくて、ずいぶんやきもきした。レポートを出さずに落としたものの他は単位が取れていた。点数が取れて嬉しくなるのは久方ぶりで、成績表を隅から隅まで、端っこの余白まで焼き付けるように眺めた。

気分良く図書館に来ては見たものの、なんとなく浮ついて勉強が手につかない。明日の面談では盛大に呆れられた方が良いかもしれぬと思う。